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無料、求人サイトを利用してみよう(2021.10月号) | 社会保険労務士法人ラポール|なにわ式賃金研究所

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2021年1月~12月

無料、求人サイトを利用してみよう(2021.10月号)

●無料、求人サイトを利用してみよう(2021.10月号)

  

かつて私は、大学卒業後、大手の求人広告会社へ就職しました。1989年のことです。当時はネット環境はなく、それどころか企業においてもまだ、パソコンや携帯電話が普及していない時代でした。ネット環境がない以上、当然紙媒体が幅を効かせており、紙を通じて物事を見るのが当たり前の時代で、それ以外のツールはなかったのです。余談ですが、そんな時代ですから調べものがあるときは、図書館を良く利用したものです。


求人広告においても紙媒体が主流であり、リクルートの求人誌「B-ing」や「とらばーゆ」、学生援護会の求人誌「DUDA」や「an(アルバイトニュース)」、アイデムや阪和新報の新聞折り込み広告が全盛の時代でもありました。ハローワークの地位も現在に比べてまだまだ相対的に高かったので、直接職安に足を運んで仕事を探す性向がありました。

求人する側も求職する側も、当たり前に紙媒体を通じて求人求職活動をし、ときにはハローワークに足を運んで求職活動をしたものですが、インターネットとスマートフォンの登場により、一人一人がネット環境で繋がる時代となった昨今、求人においても手元のスマホで仕事を探すのが当たり前となりました。というより、求職者一人一人のスマホに自社の求人がヒットしなければ、見向きもされない事態になりかねず、こと若い層ほどこの傾向が顕著です。

これからの時代、望むと望まざるを問わず、ネット求人に対応しないと人を採れない時代に突入していることは確かです。そこで今回は、市場に数多ある無料のネット求人サイトをご紹介しますので、少しでも応募率が上がれば幸いに思います。

1.indeed
https://jp.indeed.com/%E6%B1%82%E4%BA%BA%E5%BA%83%E5%91%8A?_ga=2.111488066.77299958.1631605929-913524721.1628310067


今、一番メジャーになりつつある無料求人です。人気俳優を使って盛んにテレビやYouTubeで宣伝を行っていますので、ご記憶のある方も多いでしょう。無料のほかに、自分で予算を設定して(例えば1ヶ月5万円以内など)、課金制の広告で出すこともでき、その方がヒット率が上がると言われています。
スマホで見る画面は極めてシンプル、求人版のGoogleといったところでしょうか?勤務地とフリーワードの検索窓に字句を入れると、そのワードでネット上に出ている求人を集めてくるもので、求人のポータルサイトともいうべきものです。
現在の求人において、これに未対応であることはまず考えられません。その他この9月現在でネット上に見られる同様のサービスを以下に列記しますので、お試しいただければと思います。


2.求人ボックス
https://求人ボックス.com/


3.求人Free
https://www.onecoin.co.jp/free/


4.採用係長
https://saiyo-kakaricho.com/?utm_source=Yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=YS_brand-27&utm_adkeyword=%E6%8E%A1%E7%94%A8%E4%BF%82%E9%95%B7&utm_matchtype=e&utm_term=%E6%8E%A1%E7%94%A8%E4%BF%82%E9%95%B7&utm_content=cpc&yclid=YSS.1000295598.EAIaIQobChMI-4rU7MaW8wIV7sIWBR0laQMPEAAYASAAEgJO6_D_BwE


5.げんきワーク
https://genkiwork.com/jobs/


6.FREEJOB
https://freejob.work/


7.AirWORK
https://airregi.jp/work/recruitment/

8.FreeQ
https://freeq.work/


9.engage
https://en-gage.net/


10.キャリアジェット
https://www.careerjet.jp/


まずこれらのの無料資源を活用しましょう。どうしても無料版で芳しくなければ、そこそこお金をかけて「リクナビNEXT」「マイナビ転職」「エン転職」などの有料求人サイトを検討してください。
地域採用やパート求人では、まだ地元で発行される紙媒体であるタウン誌(フリーペーパー)もまだ利用価値があると思います。
求める層により、使い分けが必要です。


また、これら業者のサイトを利用するだけでなく、今や自前のホームページに採用ページを設けることは必須となっています。上記サイトから更に自社のサイトへ呼び込み、自社で工夫した濃密な情報を提供することで相乗効果が上がります。その際、即その場から応募できるように、応募フォームを設けておくことも必要です。何せ、一旦ページを閉じられたら、二度と帰ってこないと思って、興味を持っていただき次第、すぐに応募データが入力できる仕掛けが必要です。


                      

(文責 特定社会保険労務士 西村 聡)

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