労働相談Q&A
●「改正入管法」成立で外国人雇用に関し、企業にどのような影響がありますか?
「改正入管法」成立で外国人雇用に関し、企業にどのような影響がありますか?
今年7月8日、現在、国内に約13万人いるとみられる不法滞在者の減少等を目的とした「出入国管理及び難民認定法」の改正案が可決・成立し、7月15日に公布されました。 新たな在留管理制度の導入現在、3カ月以上日本に在留する外国人は、外国人登録を行ったうえで「外国人登録 新たな在留資格(技能実習)の創設これまで批判の多かった「研修・技能実習生」の見直しも行われ、原則として、座学実習のみの場合は「研修」という在留資格となりますが、実務研修(OJT)を伴うものについては「技能実習」という在留資格が新たに新設されました。この「技能実習」の中には、 (a)「講習による知識習得活動」・「雇用契約に基づく技能等習得活動」と、(b)(a)の活動に従事し、技能等を修得した者が雇用契約に基づき習得した技能等を要する業務に従事する為の活動が含まれます。 上記(a)のうちの「雇用契約に基づく技能等習得活動」と、(b)の活動には、労働基準法や最低賃金法等の労働関係諸法令が1年目から適用されることとなりますので、注意が必要です。 公布から1年以内に施行の予定です。 H21.12 |